皆さんこんにちは!
投資ナースのユウ(@toushinurse.yuu)です。
いざ、投資に興味がある!投資をはじめてみたい!と思ったとしても、何からはじめたら良いのかわからない。
という看護師さんが多いのではないでしょうか?
実際に、私自身、どうしたらいいの?とよく相談されます。
個人的に投資をはじめるにあたり、つまずくポイントはこちら。
- 投資についてわからない
- 口座の開設
- 商品選び
- 買い方
以上の4つが主につまづくポイントかな、と思います。



*こちらの記事


今回は、①の投資についてを紹介するよ♪




投資をはじめるには?そもそも投資って何?
投資とは?投資と投機の違い


投資といっても、種類は様々あります。
皆さんが投資と聞いて、パっと思い浮かべると、
- 株
- 投資信託
- FX
- 仮想通貨
- 不動産
などなどあると思います。
ここで気を付けていただきたいのが、「投資」と「投機」の違いです。
投資と投機については明確な基準は難しいですが、主に期間や目的で使い分けられます。
- 投資とは
-
じっくり育てるイメージ。長期的な視野で資金を投じて。資産の安定的成長を期待する手法。
対象は株式や投資信託ですので商品自体は「投機」と同じですが、長い時間で福利効果もあり、価格変動リスクも抑えて運用できます。
- 投機とは
-
短期間で利益を得ようとすること。
わかりやすく言えば、安い時に買って高い時に売るような短期売買を行うこと。正直、勝ち続けるのは専門家ですら困難と思います。
一概に「投機」といえば、ギャンブル性が高く、あまりいい印象がない方もいるかと思いますが、これは好みもあるのかなと感じます。ただ正直、初心者の方に「投機」はオススメしません。
- 忙しくて株価のチェックが難しい人や、資産を安定的に増やしたいのであれば、「投資」がオススメ!
「貯蓄」と「投資」の違い


皆さん「投資」をしている人は、周囲にあまりいないかもしれませんが、「貯蓄」をしている人は多くいると思います。
- 貯蓄とは
-
銀行などの預金があてはまります。
日常の生活資金ををはじめとした、すぐに必要となるお金は自由に引き出すことのできる「貯蓄」の形で持っておくことが大切になります。
- 投資とは
-
長期間を視野に入れた投資信託や株式があてはまります。
一方で、老後資金など今すぐに必要にならなくとも今後増やしていきたいお金は、投資信託や株式を利用した「投資」で長い時間をかけて、増やしていくことが大切になります。
投資でなんで増えるの?単利と複利の違い


投資をやるとなぜ増えるのか?と思う方もいると思いますが、それは「複利」の効果があります。
そもそも、利息には「単利」と「複利」の2種類があります。
・「単利」とは、利息を元本には組み入れず、元本部分にのみ利息がつくものになります。
ex) 利息1%の場合
1年目 100万円+利息1%=101万円
2年目 100万円+利息1%+利息1%=102万円
・「複利」とは、利息も元本に組み入れて利息がつきます。利息が出るたびに元本が増えていきます。
ex) 利息1%の場合
1年目 100万円+利息1%=101万円
2年目 101万円+利息1%=102.01万円



凄い!複利の方が増えてますね!



そうなのー!複利は時間を味方につけることができるんだよ!
単利と複利の違いについて、簡単に紹介しましたが、複利の方が増えているのがわかりますか?
複利で運用すると、雪だるま式で増えていきますので、時間を味方につけることにより、お金を増やすことができるわけです!
複利効果をシュミレーションしてみよう!


投資と投機の違い、貯蓄と投資の違い、単利と複利の違いについて説明してきました。
ここで複利の凄さについて、さらに実感してもらうべく、シュミレーションをしてみましょう。
銀行と投資信託、毎月3万円づつ積み立て、20年間運用すると、以下のようになります。
まずは皆さんが間違いなくやっている「貯蓄」。利息についてはほとんど意識したことがない方が多いと思いますが、普通預金の場合、お金を預けていると金利が1年につき「0.001%」つきます。


一方で「投資」の場合。投資信託の平均利回りは1年につき「5%」と言われています。


元本が720万円に対して、
その差は513万293円になります。



ええええ!こんなに変わるんですね!
500万円以上違うってすごいですよね。
銀行に預けていたとしても、717円しか増えません。
20年でシュミレーションしてみましたが、これは積み立てできる年数が上がれば上がるほど、さらに雪だるま式で増えていきます。
投資できる金額が増えれば増えるほど、積み立てできる年数が増えるほど、お金を増やすことができるため、老後2000万円問題もクリアできると思います!
- 投資は長期間積み立てることにより、複利効果で資産を増やすことができる!
投資信託とは?



先輩ー!よく聞く投資信託ってなんですか??



金融商品の名前だよ〜!
投資信託についてのシュミレーションを行いましたが投資信託とはそもそもなんでしょうか??
投資信託とは、金融商品の名前になります。
例えば株を買う、となると1つの会社に投資するイメージですが、投資信託は様々な金融商品のつめあわせのようなイメージです。
投資信託を1つ買うだけで、国内株が225社に投資できたり、アメリカ株250社に投資できたり…など、1つの商品で複数の会社に投資できます。
ものによっては株だけでなく、不動産や債券、株式の詰め合わせの商品もあります。
投資信託は最初に商品さえ選べば、それを運用してくれるのはプロ。
なのでほったらかしでOK!
最初に商品を選んで、積み立ての金額を設定することにより、積み立て投資を行うことができます。
日々の仕事が忙しい看護師さんには、これほど楽な投資はないと思います。



ほったらかしでOKは楽ですね♡
- プロが運用してくれるので、ほったらかしでOK!
- 積立設定するだけで、自動的に積立できる♡
- 日々の株価などチェックする必要がない
- 長期間積立することで、複利で資産が増える
投資信託を購入するためには?
税金に注目しよう!
皆さんに知っていただきたいのが税金について。
投資で利益が出ると、税金が利益に対して約20%かかります。



20%も引かれちゃうんですね!



そこでオススメなのが、NISAやiDeCoなんだよ!
「貯蓄」をした場合、普通預金の0.001%というわずかな金利に対しても、20%の税金が引かれます。
先ほど「投資」で利回りが5%とお伝えしましたが、普通に運用すると20%の税金が発生してしまうため、実質4%の利回りになってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、iDeCoとNISA。この2つはどちらも運用益に対して税金が発生しませんので、投資信託をお得に購入することができます。
iDeCoとNISAとは?


皆さん名前は聞いたことはあると思いますが、2つとも投資信託を購入し、運用益に対して税金がかからない制度になっています。
iDeCoは年金になりますので、60歳まで引き出すことができませんが、掛け金が前額所得控除の対象になったり、受け取る際も税制が優遇されたりとメリットも大きいですが、デメリットもあります。
一方でNISAは2種類あります。
この中でも看護師さんにおすすめなのはつみたてNISA。
NISAはいつでも引き出せるため、その点はiDeCoに比べてメリットに感じる方もいるかもしれません。
口座の開き方と合わせて、また別記事でまとめていきたいと思います!
つみたてNISAについてはこちら!↓


まとめ


この記事では、投資について、投資と投機の違いや単利・複利について述べてきました。
正直、私を含め看護職・医療職はマネーリテラシーが低い方が多い印象です。
看護職は転職も多いため、まとまった退職金も貰えない方も多くいる印象があります。
老後の資金を貯めるためにも、お金の不安をなくして自分自身の選択肢を広げるためにも、是非一緒に学んでいければなと思います。