皆さんこんにちは!投資看護師のユウ(@tousinurse_yuu)です!
今回のテーマはDCからiDeCoに移管してみたことについて!
私はこの3月に、夫の転勤に伴い退職しました。
その時に困ったのが、企業型確定拠出年金(DC)の移管方法についてです。
いざ移そうと思っても、病院の事務さんも良く分かっておらず、移し方がわからない!
私自身、iDeCoの手続き方法をよくわかっていなかったため、移管するまで時間もかかりました。
私と同じように、企業型確定拠出年金からiDeCoへ移管する方に参考になれば…と思い、記事にまとめてみました!
同じような立場の方がいれば、参考にしてみてくださいね♪
企業型確定拠出年金(DC)とは??
先輩、そもそも企業型確定拠出年金ってiDeCoとなにが違うんですか??
DCは、掛け金や管理手数料を企業が出してくれるんだよ♡
企業型確定拠出年金(DC)とは、企業が掛金を拠出し従業員が運用する制度のことです。
ですので、運用成績によって退職後に受け取る金額が変わります。
この制度自体、選択制をとっている会社や病院もあると思います。私の病院も選択制でした!
従業員は会社が出してくれる掛金をもとに、金融商品の選択や資産配分の決定など、さまざまな運用を行います。投資をやったことのない人には、是非企業にこの制度があるのであれば、運用することをオススメします!
この制度のメリットとして、なんといっても税制優遇制度になります。
企業型確定拠出年金のメリット
- 企業型DCの運用で得た利益は全額非課税
- 60歳以降受け取る際に、一時金であれば「退職所得控除」、年金であれば「公的年金控除」が受けられる!
- マッチング拠出を利用した場合、従業員が拠出する分の掛け金については、全額所得控除の対象となる!
企業型確定拠出年金のデメリットとしては、iDeCoと同じく60歳を過ぎるまで引き出せないこと。
老後資金という観点から行っているので仕方ないとは思いますが、その点が使いにくいと感じる方もいるかと思います。
投資ナース ユウの運用成績
私は3年間の間企業型確定拠出年金を運用していましたが、実際に掛け金をどの商品に選択するか決めたのは就職して2年目になってからです。
知識なかったからね…。入職したときからつみたてておけばよかったよ…。なので運用期間は1年半ぐらいかな!
今となっては後のまつりですが、是非制度がある方は長期的に運用してくださいね!
本題の私の退職時の運用成績ですが、こちら!
企業型確定拠出年金 | 金額 |
---|---|
資産評価額 | 414,400円 |
拠出金累計 | 394,000円 |
評価損益 | +20,400円 |
運用利回りは3.25%でした!
正直、コロナショックで焼かれましたので、退職が決まった時点で利益確定に動いてよかったです♥
企業型確定拠出年金もiDeCoもスイッチングができるから、定期的に利益確定していくのは大事かもね♪
退職時の注意点
企業型確定拠出年金は、iDeCoに移管する必要あり!
企業型確定拠出年金は、退職してから自分自身で手続きをする必要があります。
退職後、一般の会社に転職する場合や一時的に無職になる場合、海外に転出する場合でそれぞれ違ってきます。
- 転職する場合
転職先に確定拠出年金がある場合は、転職先の企業型確定拠出年金に積立金を移すことになります。ですので、転職先の担当者に問い合わせて積立金を移す手続きを行います。
転職先に確定拠出年金がない場合は、加入者が掛け金を積み立てるか積み立てないかを選択できます。
- 自営業や無職、公務員、専業主婦になる場合
今まで積み立ててきた企業型確定拠出年金を、iDeCoに移す必要があります。また、こちらでも掛け金を積み立てるか積み立てないかは選択できます!
- 海外に転出する場合
海外に転出する場合もiDeCoに積立金を移します。この場合、積立金を運用することはできますが、新たに掛け金を積み立てることはできません。
転職した会社に企業型確定拠出年金がある人以外はiDeCoに移す感じですかね ??
そうだね!iDeCoで掛けることができる金額は、それぞれの立場によって違うんだよ!
移管しないとどうなる??
企業型確定拠出年金は上記で挙げた手続きを6カ月以内にしなければ、自動移管されることになります。
正確には加入者資格喪失日の翌日から6カ月以内ですので、
- 退職日が3月31日の場合は加入者資格喪失日が4月1日となります。
- 加入者資格喪失月は4月となりますので、10月31日までに手続きをする必要があります!
なぜ自動移管されるとまずいかというと、
自動移管されると以下のデメリットがある!
- 運用ができないので、積立金を増やすことができない
- 自動移管中は確定拠出年金の通算加入者期間とみなされないため、60歳から積立金を受け取れない可能性がある(10年以上の通算加入者期間が必要)
- 移管に伴う事務手数料や管理手数料がかかる
ひょええええ!自動移管されるとまずいんですね…!
下手すると受け取りたいときに受け取れなくなるし、手数料だけでもけっこう痛いもんね…
ちなみに手数料は、
自動移管に伴う事務手数料:4269円
自動移管中の管理手数料:51円(毎月)
自動移管から個人型or企業型確定拠出年金移管に伴う手数料:1080円
がかかります!
一度自動移管されちゃうと、5349円ほどかかるんだね…
私の先輩などで、けっこう自動移管になったという話をよく聞きます!
退職した場合は必ず期日までに手続きを済ませましょう!
企業型確定拠出年金からiDeCoへの移管方法
証券会社選び
iDeCoに移管する場合は、どのように口座を選べばいいんですか??
手数料と商品のラインナップで選ぶといいと思うよ!
オススメの証券会社ですが、iDeCoは扱う銀行や証券会社によって手数料が全然違います。
ですので、手数料が安い証券会社を選ぶことをオススメします!
iDeCoは銀行や証券会社・保険会社で150社以上取り扱っているんだ
手数料についてみてみよう!
まず、iDeCoには必ずかかる手数料があります。
- 加入時手数料:2829円
- 運用手数料:171円(毎月)
iDeCoを運用するには上記の手数料が必ずかかってきます。
ポイントとして大事なのが、+αでかかってくる運営手数料です。
運営手数料は任意の月額が定められていますので、なるべく0円の金融機関を選びましょう!
運営管理費が0円の金融機関
- SBI証券
- 楽天証券
- auカブコム証券
- マネックス証券
- イオン銀行
- 松井証券
- 大和証券
また、iDeCoは証券会社・銀行によって全然商品のラインナップが違います。
私はつみたてNISAを楽天証券で行っていますが、iDeCoに関してはSBI証券のラインナップが魅力的に感じたので、SBI証券で行うことにしました♪
ここは段落ブロックです。文章をここに入力してください。
- 個人的に大好きなeMAXIS Slimシリーズが充実していたから
- 手数料が業界最安値
確定拠出年金加入者資格喪失
私の病院では、退職後1ヶ月ほど経つと、確定拠出年金加入者資格喪失のお知らせ、というはがきが届きました。
それを踏まえてiDeCoへの移管手続きをとっていきます!
iDeCo開設書類に加入者資格喪失年月日や記録関連運営管理機関名を入力し、書類を提出します。
あとは1-2か月後に口座が開設されるはずです!
最後に
今回は企業型確定拠出年金からiDeCoに移管する方法について、まとめてみました!
企業型確定拠出年金は、転職や退職をすると、移管する必要があります。
手続きには時間がかかりますが、手数料の問題もありますので、半年以内には実施しましょう!
今後はiDeCoも運用していく予定ですので、また運用成績もお伝えできればなーと思います!