こんにちは★
投資ナースの平川ユウ(@toushinurse_yuu)です!
先輩、今更なんですが、NISAとつみたてNISAってどう違うんですか?!
そこからか! でもそうだよね…私も初めは良くわからなくて、口座開設してから半年ぐらい放置していたわ…。
NISAとつみたてNISAは投資できるものの内容や、金額、非課税期間が違うんだよ!
いざ投資を始めたい!と思ったときに何から始めるか…??
投資初心者には、設定さえすれば自動的に購入してくれる、つみたてNISAがオススメです!
実際にNISAとつみたてNISAの違いについて、見ていきたいと思います。
NISAとは?
国が作った非課税制度
そもそもNISAの制度ですが、NISAとはいったい何なのでしょうか?
NISAとは簡単に言うと税金がかからなくなる制度のことです。
通常、株や投資信託が購入した場合に、売却した利益や受け取った配当に対して、約20%の税金がかかります。
- 例えば、20万円の株を21万円で売った場合、1万円の利益に対して約20%の税金がかかります。この場合、税金が約2000円かかるので、利益は8000円となります。
NISAは、「NISA口座」の中で一定金額の範囲で、購入した金融商品から得ることのできる利益が非課税になる制度になります。
つまり、税金がかかりません!
ですので、まずなにか投資を始めたい場合は、この制度を利用することで、お得に運用することができるわけです。
え?!税金かからないってすごくないですか?!
ブランドバッグを免税店で買うようなもんですよね!
ニュアンス的にはそんな感じかな!お得に買えると思うといいよ!
魅力的なのは自由度
NISAは3種類ありますが、iDeCoが老後資金を目的として、60歳まで引き出せないのに対して、NISAはいつでも引き出すことができます。
目的は自由ですので、
- 結婚資金
- 教育資金
- 住宅購入資金
- 海外旅行資金
などなど…好きに活用してOKです!
また、少額からはじめることができます!
その最低投資金額は、なんと100円から!
ちょっと投資が怖い!と思う人も、少額から始めることができますので、投資の入り口としては入りやすいと思います!
少額から投資できるし、いつでも引き出しもできるから使いやすいね!
NISAの種類
NISAの種類ですが、3つあります。
- NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
③のジュニアNISAに関しては、未成年者を対象としていますので、ジュニアNISA以外のNISAとつみたてNISAについて、違いをみていきましょう!
NISAとは
NISAとは、2014年に1月にスタートした、個人投資家のための非課税制度となっています。
NISAでは、毎年120万円の非課税投資が可能となっており、株式や投資信託などの配当や売買益が非課税となります。
非課税の期間は5年間になります。つまり、投資額は600万円になります。
現在、NISAは2023年までの制度とされていますので、2023年に購入した株や投資信託は、2027年まで非課税で保有することができます!
つみたてNISAとは
つみたてNISAとは、2018年1月からスタートした、少額から長期・積み立て・分散投資を支援する非課税制度となっています。
購入できる金額は年間40万円まででと決まっており、期間は20年間となります。
つまり、投資金額は800万円までとなります。
期間は20年間ですので、2037年に購入した商品は、2056年まで非課税で保有することができます!
NISAの場合は自分自身で購入するタイミングは決めなければなりません。株や投資信託・ETFの中から商品を厳選して買う必要があります。
一方でつみたてNISAの場合は、金融庁が厳選した181本(4月1日時点)の投資信託の中から購入することになります。
毎日や毎月、自分が設定した金額で投資信託をコツコツ購入していく仕組みになります。
あらかじめ金融庁が商品をピックアップしてくれていますので、手数料が高い商品やハイリスクなものは入っていません。
金融庁が絞った商品ですので、初心者でマネーリテラシーがあまりなくても、投資を始めやすいと思います。
迷った場合でしたり、少額から始めたい場合は「つみたてNISA」を選ぶのが良いのかな、と思います。
我が家では、私も夫もつみたてNISAを選択しているよ!
私も少額から始めたいので、つみたてNISAにしようかな~!
NISA・つみたてNISAの注意点
口座はNISA・つみたてNISAどちらかしか選べない!
NISA口座は1人1口座に限り開設できますので、NISAかつみたてNISAのどちらかを選ぶ必要があります。
〇銀行でNISA
△証券でつみたてNISA
などはできません!
金融機関を変更することは可能ですが、変更するには手続きが必要となりますので、商品のラインナップなどを比べてNISA口座は開設する必要があります。
投資枠が決まっている
つみたてNISAの場合は年間40万円、一般NISAの場合は年間120万円と投資できる金額が決まっています。
ですので、2020年の投資枠が30万円しか使っていないので、残りの10万円を2021年に投資する、等の繰り越しはできません。
スイッチングができない
スイッチングというのは聞きなれないかもしれませんが、商品を切り替えることを言います。
例えばつみたてNISA内で、Aという投資信託を2020年に40万円購入したとします。
購入した後に、やっぱりBの投資信託が欲しい!と思って、Aの投資信託を売却してBの投資信託を購入することはできません。
商品を売却して購入する場合は、NISA内の非課税投資枠の中でしなければなりません。
まとめ
今回は、NISAの制度について、一般NISとつみたてNISAの違いについて、NISAの注意点について説明してきました!
私自身、実際につみたてNISA口座を開設してから運用するまで半年ほど放置してしまった経験があります。
つみたてNISAは少額から始めることができ、非課税期間も長くて金融庁が商品を絞ってくれていますので、投資をしたことがない看護師さんでも始めやすい制度となっています。
これから投資を始めたいと思う方は、是非、NISA口座もみていただければな!と思います!